何とかしなきゃ。。このままじゃダメだ。。資格や技能でも。。。悩んでいる皆様へ

ぶっちゃけ神速中国語講座

万国旗のイメージ

25歳離職中、スキルは運転免許と武道の段位だけ・・・もちろん独身、絶賛フリー(汗)

それが中国語を学び始めた時の自分の初期ステータスでした。

ぶっちゃけ神速中国語講座 著者

改めまして、著者の石風呂です。今でこそ、中国の大学院を卒業し、中国語の専門職として毎日中国語を使う仕事をしている私ですが、実際に中国語の勉強を本格的に始めたきっかけは、本当に思い出すだけでも恥ずかしくなるような、情けないことがきっかけでした。

経験・スキルもないのにどうやっていい仕事を見つければいいんだ??そんなどん底の中で見出したのが、唯一自分の趣味とも言えるぐらい好きだった中国の歴史。

もう10年以上も前の話、高校3年生だった私は運よく大学受験をストレートで合格し、とある地方の国立大学に進学しました。

元々勉強自体は決して嫌いではありませんでしたが、それ以上に毎日友人とゲームセンターに行っている方がよほど好きだった自分は、大学生になった瞬間から「全て終わった」とばかりに、ゲームセンター、居酒屋、ナイトバー・・・とタガが外れたように遊び惚けるようになりました。

2年生になる頃には、授業をサボるなんてことも普通になっていきました。理由は毎日徹夜でゲームをしては朝寝坊をすることが増えてきて、朝一番の授業に出席するのが億劫になっていったからです。

その流れで、アルバイト先とも待遇で揉めたことがきっかけでバックレ、以後はバイトさえしなくなりました。

よくある話ですが、元来マニア気質で幼少期から「変わった奴」「個性的」「存在がネタ」というキャラであったことから、広く人と交流をしたことがなかったから、大学で似た境遇の友人と仲良くなっていくうちにこれまでにない居心地の良さを覚えて、いつしか遊びに溺れるようになってしまったのです。

それでも、専門の中国史と部活動だけはまだ真面目にやっていました。しかし今から振り返るとそれはあくまで「学生」の範囲内での話。将来にどうつなげていくか・・・そういった視点はこの時点では一切ありませんでした。

そんな状態で、大学3年生の冬に入り、流れに飲まれるように就活を始めました。歴史が好きだったので院進もしたいなあ・・とは考えていましたが、実力のなさに絶望して就活を選択。

しかしそんな目標も夢もない状態で流れに乗っただけの就活では、何社受けようと、どんなに場所を選ぼうと一次面接さえ通らない日々が続きました。

時には面接のために四国→東京(4日間)→広島(3日間)→大阪(2日間)→四国というスケジュールをこなしたこともありましたが、結果は同じです。まさに、徒労というヤツですね。

周囲はもう内定を複数キープ、教員・公務員採用試験に受かった!!という知らせだらけになっていた大学4年生の8月、このまま遠方で就職を目指しても埒が明かないと思った私は地元・広島へ帰り、とあるローカルスーパーに駆け込むように応募し、内定を頂きました。

こうしてどうにか現役卒業で社会人にはなったものの、できないなりにも自分が大学4年間で専門として学んできたこと、夜遊びで覚えてきた年長者との接し方等、その全てがまともに活用できない日々を送りました。

「大学で覚えてきたことは、全て忘れろ!!ウチの仕事だけを覚えておけばいい!!」

それが最初に研修で配属された店舗で先輩から言われたことでした。

この言葉通り、日々の仕事はただ言われたことをこなすばかり。創意工夫をする余地もなく、ただただ毎日が過ぎていく。そんなモチベーションでは給料も上がらず、毎日どうでもいいことで上司や先輩から𠮟られてばかり。

会社の同期と比べても、片や入社半年でもうチーフに昇格、発注や仕入管理を任されている。アルバイトからは「~さん」「~チーフ」と呼ばれる。でも自分は未だに作業しかやらされず、呼び方は「~くん」。自分が好きで学んできたことを発揮できないフラストレーションは、だんだんと自分のメンタルを悪いほうへ悪いほうへと持っていきました。

SNSで友人の近況を覗いてみると、自分とは全然違って日々の社会人生活を楽しんでいる姿が・・・彼らは社会人になって学生時代よりもさらにイキイキとして見えました。自分はどうだ?社会人生活を楽しむ気持ちなんて一切湧いてこないし、接客にしたって売上と関係ないクレーム処理やお客様の愚痴を聞いてあげるばかり。

そして自分とは無関係の話で自分がお客様に捕まったというだけで頭を下げる・・・

こんな毎日、何が楽しいんだよ!!そこでふと思いました。ここまで進学→就職とストレートで通り過ぎて、自分には何も残っていないじゃないか!!資格?スキル?そんなもん大学時代に遊びすぎて全部捨てたよ!!ああもう、バカだな俺は!!!!

それまでの人生ではあまり大きな失敗をしたことがなかっただけに、当時の自分はこの現実に向き合うだけで穴があれば入りたくなる気持ちでした(泣;)

こうしてスーパーの仕事で自分が生涯を過ごしていく姿が全く浮かんでこなくなり、2年足らずで退職。24歳の時でした。

そこからはクラウドワークスで見つけた電子書籍の執筆をしたりして過ごしていましたが、それだけで食っていくにはお金が足りない。でもまだ24歳だし、今なら転職できるんじゃないか??

そこで軽いノリで転職活動を始めるも、実に数十社以上の会社を受験して全滅。。。この時は職業訓練校を経てMOSを取得していましたが、MOSのように短期間で取得できる資格では「資格でスキルアップ」とは行かず、新卒の時と同じく苦戦、苦労して最終面接までたどり着いた一社も、「性格診断テスト」がウチと合わない、なんて理由でボツ!!!

「転職活動など若さとノリで行けると思っていたのに。。無職、勿論彼女無し、気が付けば親に生活費を工面してもらう情けない自分。。。」

人によっては若さとノリだけでも転職はできるでしょう。しかし、そんな人は1億人以上いる日本でも数千人程度の恵まれた人達でしょう。私は残念ながらそちら側の人間ではありませんでした。

25歳離職中、スキルは運転免許と武道の段位だけ・・・もちろん独身、絶賛フリー(汗)

こうして、最初に話したこのステータスの状態にたどり着きます。この「空白」の期間、親にもたくさん迷惑をかけました。生活費を出してもらっているのはもちろん、転職についてアドバイスをもらったこともありましたが、どうも自分にはそれを忠実に実行して他人と同じように「成功」できる素養はなかったようです。

そんなどん底の中、一度自分の人生を振り返って見ました。

学生時代唯一心血を注ぐことができた中国史、しかしそれを社会で活かす方法は院に進学→学位を取得→論文発表→学者になる・・・という黄金ルートだけなのか?

それは違う。というか、俺は外国の歴史について研究していたのに、外国のことを知らなすぎる!!ゲームがきっかけで覚えてきたウンチクだけでは、

体験にリアリティがないんだ、だから俺は社会に通用しないのか!!!

そう思い、「中国」というキーワードからたどり着いたのが、中国語だったのです!!

中国現地で人生逆転!!転職&年収300万円アップに成功!!

こうして中国語を独学し始めた私。しかしただ日本で語学を勉強して資格を手に入れたとしても、ペーパーだけでは以前のMOSの時を何も変わらない。

それなら一層、留学でもして箔を付けようと思い立ち、一念発起。

とにかく現地に行けば何とかなるだろ!!そう思い、日本で半年独学で中国語を学習した後に、実際に(無試験で入れる)語学留学生となりました。。。早速、現地で教科書で勉強した中国語を試してはみたものの、街中では自分の「教科書中国語」は全く通じませんでした。

例えば、日本の中国語の教科書のほとんどは、「初めまして」から教えますが、現地ではそんな堅苦しい挨拶をする人は皆無でした。。。

「君、中国人じゃないね。どこから来たの?」

こう返事をされた時、一般的に知られている「教科書通りの勉強法」が現地で話されている中国語との齟齬がいかに多いか、ということを実感しました。

一言で言えば「何の役にも立たなかった」ということです。

日本で独学を開始した時点では、教科書や参考書の内容を忠実に沿いながら学習を進めていましたが、いざ授業や仕事で中国人と接する時になると、教科書のように綺麗な発音もしてくれませんし、まして中国語は文法知識だけではすぐに理解できないような単語や話題の方が遥かに多いことに気付かされました。

・・・なんて体験談は、これまでも散々言われていることかもしれませんが、その真髄を本当に心の底から体感している人はそれほど多くはないでしょう。

こうして私は、既存の勉強法では文法知識がいくら増えても到底ネイティブと流暢に会話がデキルようにはならないと感じたのです。それからは、教科書の内容やペースに固執する勉強法を改め、

身の回りの物全てを用いて「活きた」中国語を学ぶことを始めたのです。

そして中国語を勉強して僅か1年(日本で半年、中国で半年)で、HSK5級(正式な留学を許可されるレベル)に到達、そして3年でHSK6級に合格できたのです。留学当初は留学生内でも中国人と一緒にいても常に成績最下位だった自分が、途中からは逆に中国人学生に中国語を使って指導をするほどの実力をつけました。詳しくは本教材を見て頂きたいのですが、ほんの一部だけご紹介すると、

  • 思い付いた言葉をとにかく中国語で書く(最低でも1日10ページ)
  • 旅行中で車内で一人でいる時も中国語を喋る
  • 先生の言葉全部をシャドウイング
    (ブツブツ繰り返し言うことを)する
  • ワードに自分が聞いた単語や冗談を全部書く
    (4年で1万語、1000ページ)

これらを実践した結果、

結果中国に来て僅か半年で、中国人の恋人が出来ていました。次の子はもっと美人でした。別れた後も、中国語でナンパを繰り返し成功しました。そして気が付くと、恋人との最高の瞬間においても中国語で思わず声が出るまでになっていたのです。。。

こうして留学スタートから半年、HSK5級(英検で言えば準一級)をゲット!そんな努力が認められた結果、大学の先生から、諦めていたはずの大学院進学&奨学金獲得の話を打診されました・・・!!

正式に大学院生として入学を許可されるためには、HSK4, 5級(英検で言えば二級~準一級)以上を取得、中国語で授業を受ける力を付ける必要があります。

語学留学では学位の証明はできないため、箔を付けたことになりませんし、勿論正式な学位は貰えません。単位をちゃんと取るには、中国の大学院に入学する必要があります。

ここまできたらもう行くしかない!!こうして、夢であった大学院生となり、3年間思う存分好きなことを研究しました!!

そして2020年、あのコロナ禍が最もひどかった時期に、中国の現地企業から内定をもらい、転職に成功。そして現地にて更なるキャリアアップに成功し、年収にして300万円以上のアップを実現。現在は対外事業部部長として忙しい毎日を過ごしています。しがないローカルスーパーの店員でしかなかった自分が、今は海外で世界を相手に活躍する立場にまで這い上がったのです。

転職に大いに役立つ!今中国語やらないで何するの??

それまでのキャリアと言えば、スーパーの店員とバイト経験だけだった私。それがこうして中国語の能力一つであっという間に道を切り開くことができたのですから、皆様にも出来ないはずがありません。

巷ではよく、語学は20歳までにやらなければ脳の構造が変化するからもう遅い、遅く始めた人は子供の頃から勉強している人より発音が上手くなることはないから諦めなさい、という無責任な噂話が流れていますが、自分を含めて私の周囲には30歳を過ぎてからゼロから外国語を学び始めてたった2~3年でネイティブに匹敵する実力をつけている人が大勢います。

外国語だって人間が作ったものだから、本来は誰でもデキルはず。最初は案外いい加減な心構えでやっても大丈夫。皆様には失敗を恐れず是非チャレンジして欲しいのです!

© ぶっちゃけ神速中国語講座