ぶっちゃけ神速中国語講座ブログ

中国のエキスパートである著者が厳選した中国語学習に役立つ情報や現地広州から生の情報をお届け。語学を活用して皆様の資格取得や年収アップをお手伝いします。

Day: August 24, 2021

シリーズ:私の中国語転職・就職体験談 その1・日中英在宅翻訳家・ナレーター 杉田さん「中国語のお陰で自由な暮らしが出来た私の体験談」

谢谢中国語!!中国語が出来れば、色々な職業に就くことだってできちゃいます!! 中国語を学習すれば、転職が成功する!収入がアップする!!これは間違いありません、運営者自身もその体験者であることから、しっかりと保証できます。 ですが、現在1人で中国語を頑張っている方は、上記の言葉をなかなかご自身で体感することができず、また周囲の同僚・友人にそういった経験者がいないことから、「中国語で本当に転職なんてできるの?」と迷いが出てきてしまうかもしれません。   大丈夫!!少し周りを見渡せば、運営者だけでなく、実はもっと多くの方々が中国語をマスターしたおかげで人生の新しいステージに進むことができています! このシリーズ「私の中国語転職・就職体験談」では、そうした様々な分野の中国語エキスパート達の経験をシェアして頂き、皆様のモチベーションアップ、情報共有、そして新たなライフステージへの進軍!!のサポートをしていきたいと思います!! 第1回は、日英中の3か国語をマスターしたフリーの現役トリリンガルナレーター、杉田さんの体験談です!!(*^^*)今回のキーワードは・・・ 「中国語」で様々な業種を渡り歩き、転職・スキルアップに成功!!(*^^*) 日中英在宅翻訳家・ナレーター 杉田さん「中国語のお陰で自由な暮らしが出来た私の体験談」 こんにちは。日中英在宅翻訳家・ナレーターの杉田と言います。現在3歳息子の母をしながら、在宅で自由気ままにのんびりと仕事をしたり、運動不足解消の為、週2回程度駅員のパートをしています。 この記事では、これから中国語を学ぼうと思われている方やそれを仕事に繋げたいと思っている方に向けて、私が中国語のおかげで転職出来た経緯や方法等の体験談をお話しますので、何かのお役に立てれば幸いです。 目次 中国語を学ぼうと思ったきっかけ 北京へ語学留学へ 結婚・出産後の語学を使った働き方 在宅ワークで翻訳やナレーションの仕事をする様に 出来る事なら留学がおすすめ 終わりに 中国語を学ぼうと思ったきっかけ 私が中国語を学ぼうと思った理由は、高校時代の2003年当時、「これからは中国の時代が来る!」と言う論調がちょうどネット上で盛り上がっていた時期だった事が大きいです。 元々語学が得意なくらいで大したやりたい事も見つからない私は、「とりあえず中国語を話せる様になっておけば将来暫くは食いっぱぐれないだろう。」くらいの軽い気持ちで、日本の外国語大学の中国語学科を受け、無事入学しました。 北京へ語学留学へ 私が通ったのは4年生の大学ですが内一年は単位認定で留学が出来る仕組みなので、その制度を活用し、北京語言大学へ一年間留学しました。 中国語は発音や聴き取りが難しいですが、半年も生活していると耳が慣れてきてそれと共に日常の買い物やレストラン等でのコミュニケーションには大体の人が困らなくなります。勿論そうなる迄には、日々の教科書の音読、作文等の勉強は欠かしませんでした。 ↓↓音読やリスニングには、骨伝導イヤホンがオススメ!!↓↓ 私は残りの半年で、「教室内の中国語だけではなく、現地の人ともっと仲良くなり、生きた中国語を学びたい。」と思いました。そんな時、たまたま友人づたいに誘われた日本人と中国人が混合でやっているプロのバンドに思い切ってボーカルとして参加する事になりました。 それからは慣れない中国語のステージ用語や音楽用語、速すぎる現地のメンバーの会話について行けず不安ばかりでしたが、留学中なのに地方のライブツアー迄こなしたりしながら、学校にもきちんと通い宿題も提出し続けました。 そして気付けば現地の生活の中で教科書に出て来ない様な、生の言葉も聴き取れる様になっていました。   ただ、一年後には帰る親との約束でしたので、中国人と日本人のバンドメンバーにお別れをしてそのまま帰国する事になりました。 そして帰国後は、残りの大学4年生の単位を必死で取り、就活をしながら何とか卒業しました。 ところがそこで問題がいくつか発生しました。 私は留学にかまけて企業研究や自己分析をまともにしてなかった、やり方すらも分からなかった上に、コミュニケーション力も無く、就活が全く上手く行かなかったのです。 そんなこんなで、商社等希望していた会社は全て落ち、唯一受かったIT系の会社も全く興味が湧かず、その後結局何も関係ない生命保険会社に入りました。 ところがノルマのきつさや、病気のお婆ちゃんの家にもう来ないでくれと言われているのに勧誘の為無理矢理上司に行かされる等の仕事内容に、精神的に耐えられなくなり、一年足らずで退職をしました。 「なんだ、中国語を学ぶだけじゃ社会じゃ何にも役に立たないじゃん…m(__)m」 その時はそう思いました。 しかし、本当にそうなんだろうか?どこかに間口は無いのだろうか? そして、「たまたま求人サイトで見つけた中国語翻訳の仕事」に着く事になりました。 それからの十年間は、「中国語のITや特許の翻訳」をしたり、アパレル業界で中国語の免税通訳を転々としたりして来ました。 時々複数の友達から、「何故そんなに色々な仕事に着けるの?」とよく聞かれますが、それはどの仕事でも「中国語が話せる」事が有利に働いたからでした。何故なら受けた面接全てにおいて、「中国語が出来る人材は大きい」と実際に言われて来たからです。 「語学は単なるツールでしかない。語学が出来るだけでは意味がない、+αで何か出来なくては仕事は出来ない」 ・・・と言う批判的なフレーズをたまに耳にしますが、上記の言葉を逆手に取るなら、語学は特定の職業に着く際に、非常に役立つツールで、しかもその「単なるツール」である性質上、様々な業種を渡り歩けるというメリットがあります。 実際は私のように中国語しか出来ないまま複数職種の転職に成功、というケースもあるのです(*^^*) 結婚・出産後の語学を使った働き方 結婚出産した事で時間や休み等の条件が限られる中で、中国語スキルをどう活かそうか凄く悩みました。 そんな中、夫が鉄道職員だった事もあり、職場の雰囲気の良さそうな所に惹かれ、ネットで仕事を探していると、駅員兼中国語通訳のパート求人が出て来ました。 そして思い切って応募・面接してみると、実際はパートと言えど長時間勤務の方が多い職場で、時間的に昼4時間しか働けない私は、面接で不採用になるかもしれないと言われました。 しかし数日後、採用担当の方から連絡が来て、突然採用となりました!!!(^^)! その方には「中国語を話せる人がうちの職場に全然居なくて、中国人のお客さんは沢山来るのに困ってたんだ。」と言われました。 どうやら私が中国語を話せる事を聞いて、採用担当の方が入社出来る様に他の管理職の方に頼み込んでくれたらしいのです。 そうして私はそこで無事働く事が出来ました。因みに大きい声では言えませんが、パートと言えど時給はかなり良かったです。 また、そんなに中国語に需要があるならと、副業も探し始めました。その時目についたのがクラウドワークスという在宅ワークアプリでした。 ↓↓在宅でもチャンスを見つけたい!!という方は、こちらからワーカー登録してみましょう↓↓ […]

中国語で転職成功!その3 転職のタイプ別の適切な中国語のアピール方法!!

結局、どのレベルまで中国語を身につければ転職できるの? 今回は面接でのアピール方法についてお話していきます!! まず大事なことは、どんなタイプの転職・就職も同じですが、カギとなるのはあなたが「何がしたいか」です。 中国語ができないとスタートラインにさえ立てないのは資格情報の記事で話しましたね? しかし英語でも同じように、中国語「のみ」で評価されることは転職市場では残念ながらまずありません。 ここを勘違いすると転職・就職の計画が大きくズレてしまうことになります。 なので、転職・就職で最初にすることは「何がしたいか」について考えることです。 具体的には・・・ ①「業界」 ②「職種」 ③「部門」 ・・・の3点を明確にしましょう。今回は、3パターンの転職における最適なアピール方法について見ていきましょう! .経験業界に転職する場合 中国語20% 経験業界に転職する場合、最重要視するべきは当然自身の専門スキルや業界経験です。この場合の中国語の位置づけは、「専門スキル・業界経験をサポートするもの」「オマケに加算される参考値」。すなわち、専門分野やスキルが中国語とどのように関連付けてアピールするかがポイントとなります。 これをわかりやすくパーセンテージに落とし込むと・・・ 経験業界×中国語転職の公式 経験・スキル/人物評価/中国語/その他 =40%/30%/20%/10% ・・となります。この割合をちゃんと意識しないと、相手の期待を外してしまいボツにされます。 まずは、ダメなアピール例を見てみましょう。皆さんも、どこがダメなのか一緒に考えてみましょう。 ダメなアピール例 絶対にマネしないでください 私は5年間自動車の部品メーカーでドア部品の調達を担当していました。 私は5年間、課内で3年間トップの成績をキープし、社内の同僚や取引先からも信頼が厚く、社にとっても欠かせない存在となっていました。 前社は日本国内を主な市場としていましたが、御社は今後中国へと展開することを知り、さらに大きなチャンスがあると感じて御社を志望させて頂きました。 今回、新たに身につけた中国語スキルを使って、御社でも半年で営業成績トップを目指したいと思います。 ・・・皆さんは、こんな自己アピールを見て「こんな奴は絶対に採用しない!」と思いませんでしたか?ではどこが良くないのか、分析していきましょう。 ①自己アピールを「自慢」と勘違いしている →営業成績トップは「主観」であって、具体的な数字を挙げて営業成績トップになったプロセスを数字を用いて簡潔に述べるべき。 ②中国語=海外展開、とは限らない。 →中国語が必要な求人≠海外展開。日本国内でも中国人やアジアの人達を顧客対象とする仕事は数多く存在する。 さらに言えば、海外=チャンスとも限らない。 ③中国語がどのように相手の役に立つのかが分からない。 →中国語スキルは具体的に自分の経験則と相手のニーズに合わせて話さないと、ただの趣味的な資格バカとしか思われる。 以上のように、立派な実務経験と中国語スキルがあったとしても、アピールに失敗しては転職も上手くいきません。 ダメなアピール例を他にも知りたいという人は、下記リンクを参照 ↓↓↓↓ 大失敗! 見当外れだったアピールポイント3例 | 転職実用事典「キャリペディア」 (mynavi.jp) では逆にどのようなアピール方法をするべきなのか。次は以下のアピール例を見てみましょう。 良いアピール例 自動車部品営業から海外事業への転職 私はこの5年間で課内の年間売上高を4億円から5億円にまで成長させることを達成しました。その過程で、この業界は今後中国との取引をより重視していく必要があると感じ、私はいち早く中国・上海のサプライヤーと交渉を行い、より安価で良質な製品を入手するルートを確保することに成功し、お客様からもより高い評価を得ることができました。 同時に、中国現地の工場では労働環境や日本本部との折衝が可能な人材が不足しており、業界全体の発展のためには日本・中国両国の事情に詳しい人間がその架け橋となる必要があると感じました。今回、御社では海外事業担当のSVを募集をしていると伺い、私は日本での営業経験と新たに身につけた中国語を用いて、御社の海外事業に貢献したいと思い志望させて頂きました。 ・・・ちょっと長くなってしまいましたが、「自分の経験に基づいた具体的なエピソード」と、「中国語を学んだ意味」を筋の通ったストーリーとして落とし込んでいることがわかりますね? 簡単に整理すると、以下のようになります。 ①数字を用いて具体的な成果をまとめる →客観的なデータに基づき、過度な誇張なく相手に成果をアピールしている。 ②前職の経験と志望職種の関連性がはっきりしている。 →経験業界であれば前職の経験がそのまま次の職種にも反映されるため、相手が納得できるストーリーを用意すること! ③中国語を使った転職の意義を自分なりに落とし込んでいる。 →「中国語」というツールを如何にして次のキャリアに活用するかを伝えることで、相手に「目標がある」とプラスの印象を与えることができる。 自己アピールの際には、先程まとめた公式に当てはめて、アピールポイントの割合もメインは経験・スキルと人柄に比重を置くべきであり、中国語はあくまでもオマケだと考えてください!! B.未経験業界に転職する場合 中国語30% 転職で未経験業界へとキャリアチェンジする場合、中国語がアピールポイントに占める比重は経験業界よりも大きくなっていきます。 […]